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保険会社との話合いで示談するのはやめましょう。。
示談交渉の中で一番おすすめしない方法です。
大抵の方は交通事故に遭うと、始めての示談交渉をする方が多く、
保険会社から
「この金額をお支払いしますので、この金額で示談ください。」
こういった内容で、こんなものかなと納得し、示談する方が非常に多いのですが、この金額がいかに低いかを大抵の交通事故被害者は理解していないのです。
保険会社は独自の任意保険基準で、慰謝料提示をするのですが、限りなく自賠責基準に近い基準の金額提示がこの任意保険基準なのです。
そもそも交通事故被害者は、自賠責基準がどれくらいなのかも知らないですし、どれくらいの慰謝料がもらえるかの相場も知らないので、相手の保険会社から提示を受けた金額で示談してしまうのが多いのです。
示談交渉前に、しっかり勉強した交通事故被害者は、相手の提示に対して、慰謝料相場を理解しておりますので、この金額が低いのかがはっきりわかり、
その場で、示談することはまずありません。
ですので、この相手の保険会社と話合いで決める示談では、解決できないというのはわかっており、時間をかけて交渉する流れとなります。
そもそも、この方法で示談しようと思っても、どれだけ法的根拠を持った話を相手の保険会社にしようとも、保険会社はそこまで払えないと突っぱねてくるのです。
勉強している交通事故被害者は、裁判をすればもっと上がるし、交通事故紛争処理センターを利用すれば、もっと上がると理解しているし、相手の保険会社もそれはわかっているのです。
でも、
「話し合いで示談交渉した場合は慰謝料は、ほとんど上げられないし、この最低金額で納得して下さいね」
と彼らは言わないけどそう思って慰謝料提示してくるのです。
裁判や交通事故紛争処理センターを利用すると、時間がかかるし、
「もっと早く済ませたい。そこまでケガしてないしこの内容で示談しても良いかな」
このような気持ちで、話し合いでの示談を選択する人も意外と多いです。
しかし時間は短縮できますが、受け取る慰謝料は大きく減らすという選択をしたということです。
任意保険会社にどれだけ法的根拠を示して交渉しても弁護士会基準で支払ってくれることはありません。
可能性はゼロじゃないにしても、時間と労力は非常にかかります。
これらの事はしっかり理解して示談交渉に臨むようにしましょう。。
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