交通事故 示談交渉

  交通事故示談交渉前に必要な知識


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 ◎交通事故示談交渉前に必要な知識 

相手の考えている感情に流されない事が、重要なポイントになります。


加害者が負わなければいけない責任の一つとして刑事事件があります。

今まで何の謝罪もなかったのに、急に謝罪してきたなどの場合は、刑事事件に問われているケースがかなりあります。

という内容を理解してください。


相手の加害者は、誠心誠意対応して被害者の許しを事前に受けていたり裁判が始まる以前に示談が成立している場合は、情状酌量が認められるケースが多いために、これを意識して刑事罰を受けたくないが為に、謝罪してきているケースが非常に多いのです。

ですので、相手の感情に左右されず、あなたは身体が完全に治るまで絶対に示談をしてはいけないのです。

ですから、示談書にサインするタイミングとしては、身体のケガが完治していること、もしくは症状固定となり、今後治療してもこれ以上良くならないといったタイミングで、後遺障害が認定されてからのタイミングが示談時期となります。

このことはしっかり押さえて下さい。


相手の保険会社は、ムチウチの場合3ヶ月でそろそろ示談のタイミングなんで、いい加減治療は終了しますねとか、もうこれ以上治療費は支払いできないなど平気で保険屋さんは言ってきますが、完全に身体が治るまでは通院すると心に決めて治療に専念して欲しいものです。

でなければ、以前にも説明しました自賠責基準での治療費の支払いで、自賠責保険の中の120万円の中で、慰謝料も含めた損害額で収められてしまいますので、身体が治っていなければ、完治させなければいけないんだと思って治療に専念して下さい。


以前にも、過失割合の件で、もし被害者のあなたに過失が少しでも、ある場合は、自賠責保険からの治療ではなく、健康保険での治療に変えたほうが良いという事もあるので、そのへんはしっかり考えて通院するようにして下さい。

それは、自賠責保険で通院しますと、自由診療といって、通常の保険診療の2~3倍の治療費で治療をしなければいけないので、治療が何ヶ月もかかると、自賠責保険の中の120万円の枠を超えてしまい、過失割合がそのまま慰謝料の減額に反映されてしまうおそれがありますので、その辺も踏まえて治療にあたって頂ければ幸いです。


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